27.07.2020
モデルデビュー当時、山本寛斎さんに舞台や雑誌などで大変お世話になりました。職業が変わっても写真展を見に来て頂いてとても嬉しかった。 2017年 kyoto fashion cantataでは、寛斎さんを撮影させて頂いた。 リハーサルを覗いたときのことだ。...
05.09.2019
世界的なフォトグラファー、ピーターリンドバーグが天国へ ジバンシーと契約を終え帰国する頃 ピンナップスタジオの前でピーターにスカウトされた 「帰国しないで一緒に仕事しよう、エージェンシーを紹介するよ」 と、その場でエージェンシーに電話をして 「イタリアンヴォーグの撮影でスケジュールを入れたから、今からエージェンシーに行ってね」...
09.06.2018
ふと庭を見ると草花が風にそよぎ輝いている。美しい世界が今日もあるけれど、栗城くんはもういない。 2012年に彼との仕事は流れたが、ご縁があり、一年前に知り合った。...
14.03.2018
「パリにおいで」とジバンシィに声をかけられて半年後。 ジョルジュサンク通り3番地のキャラモン公爵の歴史的住居であったオートクチュール GIVENCHYのメゾンにわたしは通っていました。...
26.09.2017
鶴見俊輔さんの以前読んだ『神話的時間』の感動的なお話をご本人から直接聞いている。胸震え「今彼の写真が撮りたいっ!」と思うがカメラがない。携帯で撮ったら失礼かな。。撮ったら話が止まってしまうかな。。今を楽しむべきか。。などあれこれ考え、悩んでいると、ふと気づく。そうか、鶴見さんは亡くなられているので、今撮らないともうチャンスはない。通常この世では逢えない人なのだから。「と、思ったんです」と打ち合わせで夢の話をした。ひと通り話すと、惜しむ気持ちで溢れていた夢は遠ざかった。
21.09.2017
小太陽はもう天国にいる愛猫なのだが、それは、夢か現実かわからなかった。 カーテンの後がなにやらゴソゴソしているので、めくると小太陽がいた。 「あれ、ここにずっといたの?」 「うん。ここにずっといたよ」 「ごめんね、気づかなかった」 「今、気づいたからいいよ」 「小太陽、さみしかったね」っと、愛猫を抱こうとするとふわっと消えて目が覚めた。さみしいのはわたしだった。 歴代の猫がわたしを心配しているのか、ときどき夢に出てくる。もう逢えないのだから、目覚めると無性にさみしい。 けれど、生まれ変わっていたらどこかで会えるかもしれない。猫も金魚も人間もそう思うようにして、再び喜びを分かち合えるように、心配されないように、今日を素晴らしい日にしていこうと空を仰ぐのである。